16期生を中心とする新チーム結成以降、1年生大会、八王子市長旗杯、東日本選抜大会予選と公式戦初戦敗退が続いていました。チーム全体の先行きが不安となっていた中、ようやく今までの取り組みが一つの結果として実を結びました。

　初戦・町田ボーイズA戦を延長８回安部の勝ち越し二塁打でモノにし、新チーム公式戦初勝利を飾ると、続く２回戦・町田ボーイズB戦では序盤ミスが連発するものの、先発投手の今川が踏ん張り被安打3の無四球完封勝利。大一番となった準決勝・東村山中央ボーイズＡ戦は、今大会大当たりの加藤の出塁を皮切りに初回一挙４点など、序盤の猛攻と必死の守備で何とか逃げ切り決勝進出を果たしました。

　決勝戦・多摩ファイターズボーイズ戦も苦しい戦いが予想されましたが、杉田監督が「ベストゲーム」と選手たちを称する試合運び。攻撃では犠打を確実に決め、大会優秀選手として表彰された青山の猛打賞など確実にチャンスを生かす打線、守備では今川・鈴木(大)・町田ら投手陣と牧のバッテリーを中心に内野・外野陣が堅実にアウトを重ね10-0の大差で勝利し優勝を飾りました。

　課題もまだまだあり、今回は悔しい思いをしたBチームの選手たちも含め、試合が終わった直後からランニングに精力的に取り組みました。チームは次の目標に向かってすでにスタートしていますが、努力を重ね勝ち得たこの優勝はとても価値あるものです。選手たちおめでとう！